富士住建の標準設備をとことん解説！オプション換算額245万円分でした（2022年版）

富士住建は「完全フル装備」な豪華な住宅設備が特徴のハウスメーカーですが

・そもそも標準仕様はどんな感じ？

・他のハウスメーカーと違いが本当にあるの？

って部分は気になりますよね。

そこで、気になったもやし夫婦計算したところ、なんと富士住建では総額で200万円以上するオプションが標準仕様！ということ分かりました！

今回は、他の会社から『富士住建と同じような設備にした場合』の見積もりを沢山もらった「もやし夫婦」だからこそ分かる富士住建の標準仕様のポイントとコスパの真実をすべて公開します。

結果だけをみたい方は目次からどうぞ

まずは富士住建の見積もりを確認したい方へ

富士住建の見積もりはショールームに行くか、資料請求サイトの「タウンライフ家づくり」から請求することで入手できます。

おすすめは「タウンライフ家づくり」です。

見積もりや間取りをインターネットから依頼できるので、休日を無駄にしたくない人にはおすすめです。
もちろん無料。（もやし夫婦も使ったので安心してください。）

もやし夫が使ってみたところ、かなりの神サービスでした！
もやし夫の感想はこちらの記事をどうぞご確認ください。

標準①富士住建の水回り（キッチン・お風呂・洗面台・トイレ）を総まとめ！

まずは水回りから！

ポイントをまとめると次のとおりです。

水回り①キッチンは『タカラ・トクラス・クリナップ』から選択

まずは、キッチンです。

メーカーはタカラスタンダード・トクラス・クリナップの大手メーカー3社から選ぶことができます。

キッチンのポイントは「とにかくハイグレード」

キッチンは、富士住建の１番の目玉となっており、「おおっ」となるようなハイグレード仕様となっています。

ポイントをまとめると次の通りです。

 毎日使うキッチンはちょっと贅沢にしたい！という考えの方も多いと思いますが、富士住建ならほぼ全部入りです。

富士住建のルールでは選べるキッチンメーカーが３社だけなのがデメリットですが、コスパは間違いなく最強です。

それぞれの詳しい解説や、メーカー別のキッチンの特徴はこちらの記事で詳しく書いています。気になる方はご覧ください。

もやし妻も「超テンションが上がる」と言っていました。

キッチンのお得度は６５万円分！

明らかに豪華なキッチンですが、「数字で見ないと納得しない！」という方もいると思います。

ここでは、もやし夫婦が他のハウスメーカーでもらった見積もりでのオプション額をご紹介します！

他のハウスメーカーに見積もりをお願いしたとき、「こんな仕様にしたら、（見積もり）高くなるに決まってるじゃん」と、本当に嫌な顔をされました（笑）

水回り②ユニットバスは『TOTO・トクラス』から選択

続いてはお風呂です

富士住建では、TOTOとトクラスの大手2社から選べます。

お風呂のポイントは『とにかくでかい』

最大の特徴は、ユニットバスの広さが1.5坪タイプなこと。

一般的なお風呂とくらべてなんと1.5倍もの大きさです！

これだけの広さがあるので、家族とワイワイ入浴しても、窮屈に感じません。

他にも、嬉しいポイントがたくさん

富士住建のルールでサイズを小さくできないのはデメリットですが、お風呂で疲れを癒やしたい！という方にとってはかなり充実した仕様となっています。

それぞれについて詳しい解説や、TOTOとトクラスの違いはこちらの記事でまとめています。気になる方は御覧ください。

最初は「いや…いるか…？」と感じましたのも事実ですが、結局は「あると嬉しいよね」となりました笑

ユニットバスのお得度は１０万円以上！

もやし夫婦がもらった見積もりでは、１０万円以上の差がありました。

富士住建のお風呂は、他と比べても、やはり満足度は高そうですね。

水回り③トイレは『TOTO・INAX』から選択

３つ目は、トイレです。

富士住建ではTOTOかINAXから選べます。

トイレの特徴は『見た目スッキリタンクレス』

最大の特徴は、人気のタンクレストイレが標準となっていることです。

見た目がすっきりしていて、ごちゃごちゃした印象を与えません。限られたトイレの空間が広くなるのもメリットです。

他にも嬉しいポイントがたくさん！

タンクレスタイプなので、故障したときの修理費用が高いのがデメリットですが、付加価値がもりもりなのは間違いありません。

トイレにちょっとこだわりたい方には満足度が高い仕様でしょう。

それぞれの詳しい解説や、メーカー別のトイレの特徴はこちらの記事で詳しく書いています。気になる方はご覧ください。

もやし妻も「かなりリッチ感があるよね」とお気に入りです。

トイレのお得度は１０万円以上！

結果は、最低金額でも１０万円！最高額では３０万円近くのオプションになりました。

トイレでこんなに差がつくとは思いませんでしたが、富士住建のお得さには驚かされますね。

水回り④洗面台は『TOTO・リクシル』から選択

水回りの最後は、洗面台です。

メーカーはTOTOとリクシルからの選択になります。

特徴は横幅がしっかりあること

特徴は90cmでやや幅が広めといった点です。

洗面って、意外と収納する物が多いので、大きめサイズなのはありがたいですね。

他にも嬉しいポイントがいくつか

キッチンやお風呂ほど豪華ではありませんが、必要十分といった感じです。

それぞれの詳しい解説や、メーカー別の洗面台の特徴はこちらの記事で詳しく書いています。気になる方はご覧ください。

もやし妻は、特別豪華ではないが文句もない。といった感想でした。

洗面台のお得度は他と同じくらい

富士住建の洗面台は、特別豪華ではありません。

もちろん、横幅も標準的な75cmではなく、90cmありますしバータイプのLEDライトなど、一般的な感覚では十分です。

しかし、キッチンやお風呂と見比べると、そこまで突出した特徴がありません。

洗面台のオプション換算額は、厳しめに0円としています（厳しすぎ？）

富士住建の水回りをまとめ！８５万円以上の価値がある！

ここまで、富士住建の水回りの仕様をまとめて来ましたが、なんと、総額８５万円以上のオプション価格が標準仕様という驚きの結果になりました。

もやし夫婦の見積もり結果を下にまとめました。

水回りは毎日使う部分ですから、これだけ豪華なものに囲まれていたら、日々の気分が上向きそうですね♪

【注意】富士住建の注文住宅が予算内かどうか、最初に確認しよう

富士住建の標準仕様がスゴイのは事実ですが、いちばん大切なのは「あなたの予算内で建てられるかどうか」です。

良いなぁ〜と思っていたのに、『予算オーバーで建てられない…！』となれば心理的ダメージが大きいですからね

このブログにも坪単価を紹介する記事はありますが、まずは、早めにショールームで見積もりをもらって見てほしいです。

そうは言っても、子供がいてショールームの訪問は大変…という方も多いですよね。

私たちもそうでしたが、そんなファミリーには「タウンライフ家づくり」がおすすめです。

見積もりや間取りをインターネットから依頼できるので、休日を無駄にしたくないって人にはぜひ使ってほしいです。

もちろん無料。（もやし夫婦も使ったので安心してください。）

もやし夫が使ってみたところ、かなりの神サービスでした！
もやし夫の感想はこちらの記事をどうぞご確認ください。

標準②富士住建の建具を解説＝室内は無垢の高級感、窓は高性能

水回りの次は、「建具」です。

家の見た目や雰囲気を大きく左右するので、気になりますよね。

ポイントをまとめると次の通りです。

建具①フローリングは無垢床と突板から選択

富士住建のフローリングは無垢床と突板（つきいた）から選べます。 

ポイントは無垢が標準なこと

ポイントは何といっても無垢フローリングが標準なことです。 

無垢のフローリングは、自然な木目や独特の柔らかな質感が感じられるため、非常に人気の素材です。

さらに、保温効果があるため、冬でも足元がぽかぽかなメリットもありますね。 

無垢床は傷や汚れには弱めなのがデメリットですが、耐久性を重視する方は、突板フローリングも用意されています。 

それぞれの詳しい解説はこちらの記事で書いています。気になる方はご覧ください。

もやし家はズボラなので、突板フローリングにする予定です。

無垢床ほどではないですが、本物の木の見た目を楽しめるので、お気に入りです。（上の記事で詳しく書いています。）

フローリングのお得度は２５万円以上！

フローリングは面積が大きいので、金額の変化も大きいですね。

もやし夫婦は突板で見積もってもらいましたが、無垢床の場合はもっとお得でしょうね。

建具②富士住建の室内でドアはぜんぶ無垢

富士住建のドアはすべて無垢材です。

リビングにはどっしりとした「親子ドア」も標準でつけられます。

ポイントは無垢で統一できること

富士住建の建具は無垢材で統一できるのが特徴です。

フローリングと同じ「ピノアースシリーズ」で統一されているため、チグハグになることもなく、相性もばっちりです。

ナチュラル感が強いため、見た目の好みが分かれるのがデメリットですが、気になる場合は差額なしで一般的なシート張り（ドレタスシリーズ）に変更できます。

富士住建の建具はこちらの記事で詳しく解説いていますのでよろしければご覧ください

もやし妻も実物を見たら『無垢トビラ、イイね！』とテンション上がっていました。

建具のお得度は５万円以上！

もやし夫婦は、１箇所だけで見積もりましたが、それでも５万くらいかかるよ！ということでした。

全部と考えたら、更にすごい金額になると思いますね。

建具③富士住建の窓と玄関ドアはYKKAP社製

富士住建の窓と玄関ドアは大手のYKKAP社製の高断熱仕様のものです。

ポイントは大手よりも高性能なこと

ポイントは大手よりも高性能な建材を使っていること。

窓は断熱性能に一番影響するので、かなり嬉しいポイントです。

他にも嬉しいポイントがたくさん

断熱性能が高いため玄関ドアが重いのが欠点ですが、標準仕様でも断熱性能が高いので、住宅性能にもこだわりたい人には最高です。

詳しく知りたい方向けに窓の記事と玄関ドアの記事をそれぞれ書いていますのでよろしければご覧ください

もやし夫も「高断熱窓」と「玄関タッチキー」にはこだわるつもりだったので、標準仕様なのはとっても嬉しかったです

窓と玄関ドアのお得度は４２万円以上！

富士住建の建具【フローリング、ドア、窓】をまとめ！７０万円以上の価値がある！

富士住建の建具の仕様をまとめて来ましたが、なんと、総額７０万円以上のオプション価格が標準仕様という驚きの結果になりました。

もやし夫婦の見積もり結果を下にまとめました。

 水回りと合わせると、この時点で約150万円以上の設備が標準という驚くべき結果に・・・

好みの建具に囲まれていたら、リビングで過ごす時間が楽しくなりそうですよね♪

＼繰り返しですが…／

【注意】富士住建の注文住宅が予算内かどうか、最初に確認しよう

富士住建の標準仕様がスゴイのは事実ですが、いちばん大切なのは「あなたの予算内で建てられるかどうか」です。

このブログにも坪単価を紹介する記事はありますが、まずは、早めにショールームで見積もりをもらって見てほしいです。

そうは言っても、子供がいてショールームの訪問は大変…という方も多いですよね。

私たちもそうでしたが、そんなファミリーには「タウンライフ家づくり」がおすすめです。

見積もりや間取りをインターネットから依頼できるので、休日を無駄にしたくないって人にはぜひ使ってほしいです。

もちろん無料。（もやし夫婦も使ったので安心してください。）

もやし夫が使ってみたところ、かなりの神サービスでした！
もやし夫の感想はこちらの記事をどうぞご確認ください。

標準③富士住建の外装【屋根材・太陽光・外壁】

水回り→建具と見てきましたが、最後は「外装」です

家の見た目を決める部分ですし、長い目で見たときのメンテナンス費用も気になるところですよね？

ポイントをまとめると以下のとおりです。

外観①外壁は目地が少ない『Fu-geプレミアム』

まずは外壁です。

富士住建の外壁は、「Fu-geプレミアム」です「プレミアム」の名の通り、高級なグレードの外壁となっています。

ポイントは目地がなくて見た目がスッキリなところ

富士住建の外壁は、継ぎ目が少ないので一般的な外壁と比べて『見た目がすっきり』しているのが特徴です。

ポイントをまとめると次のとおりです。

汚れや変色に強いので、長い期間キレイが保てるのが嬉しいポイントです。

大手ハウスメーカーのように「オリジナルの外壁材」ではないので、よくある見た目になりやすいのがデメリットですが、気になる方はオプションでタイルの外壁にすることもできます。

富士住建の外壁の仕様と性能、タイル外壁についてはこちらの記事で更に詳しくまとめています。

もやし夫婦は、目地が少ないところがとっても気に入っています。（見た目的にもメンテナン的にも）

外壁のお得度は、厳し目に０円！

まさかの０円！

というのも、一部のハウスメーカーでキャンペーン中のみ無料！があったからです。

富士住建びいきにならないように念の為０円換算しましたが、高性能な外壁であることは間違いありません。

深入りするとマニアックな話になりますので、詳しくは↓の記事をご覧ください。

外観②屋根は『陶器瓦』が標準

次に富士住建の屋根です。

標準仕様では、瓦屋根とコロニアルグラッサの２種類から選択です。

２０２２年から「ガルバニウム鋼板」が標準仕様から外れました。

 ポイントは、本物の瓦が標準なこと

ポイントはなんと言っても「瓦屋根」が標準なこと。

陶器瓦は60年以上は大丈夫ですから、メンテナンス費用を抑えられるのが嬉しいですよね。

瓦屋根は重厚感があるのでデザインの好みが分かれるのがデメリットですが、富士住建では平たい瓦や色付きの瓦も用意しているので、好みのデザインも探しやすいです。

一度実物を見てみるのがいいかもしれませんね。

富士住建の屋根についてはこちらの記事で更に詳しくまとめています。

もやし妻も最初は「瓦屋根は野暮ったい」と言っていましたが、平らな瓦はとっても気に入ったようです。

屋根のお得度は２８万円！

結果は２８万円！将来的なメンテナンスコストも減らせることを考えると、家計にも優しい仕様といえますね！

外観③富士住建の太陽光発電が１０枚〜付いてくる

富士住建では、家の大きさ合わせた太陽光パネルが標準搭載です。

太陽光発電があれば、月々の電気代が安くなりますし、余った分は買い取ってもらえるため、家計にゆとりが生まれますね。

一般的な搭載量がパネル２０枚程度なので、搭載量はやや少なめですが、標準仕様としては十分です。

富士住建の太陽光発電の仕様や年間の収入についてはこちらの記事で更に詳しくまとめています。

もやし家では、最初は「なくてもいいから安くしてくれないかな」と話してましたが、調べていくうちに、ぜひ採用したい！となりました。今では、増量して20枚くらいつけたいと思っています。

太陽光パネルのお得度は60万円！

６０万円分が標準とはヤバすぎますね。当然、発電した分は更に収入になりますから、すごいです。

富士住建の外装【外壁、屋根、太陽光】は８８万円以上の価値

富士住建の外装の仕様をまとめて来ましたが、総額８８万円以上のオプション価格が標準仕様という驚きの結果になりました。

もやし夫婦の見積もり結果を下にまとめました。

外装は、こだわるとお金がかかる部分ですが、富士住建なら追加費用をかけなくても、多くの方が十分満足できるのではないでしょうか。

富士住建では他にもたくさんのものが標準！【エアコン、カーテン、LED・・・】

富士住建では、このほかにもたくさんの設備が標準です。

積み上げていけばそれなりの金額になりそうですが、今回は比較対象外としました。

ここまで細かく比較するには、さすがに他のハウスメーカーの情報が足りないですし、必要ないくらい、お得感が伝わっていると思います。

詳しく知りたい方は別の記事も参考にしてください。

（結論）富士住建では2４５万円分のオプションが初めからついているのと同じ

結論です。

富士住建の標準設備を、他のハウスメーカーと比べてどれだけの価値があるのか見てきましたが、

 結果は総額、約２４５万円分お得という結果になりました。

改めてポイントを纏めたので振り返ってみましょう。

水回り

８５万円

• キッチン＝ハイグレードなフルフラット
• バスルーム＝１．５坪で広々＆人工大理石
• トイレ＝タンクレスタイプ
• 洗面台＝３面鏡

建具

７０万円

• フローリング＝無垢or突板
• 室内ドア＝無垢
• 窓＝高断熱仕様
• 玄関ドア＝高断熱の親子ドア

外装

９０万円

• 外壁＝プレミアム仕様（すっきり）
• 屋根＝瓦屋根（メンテフリー）
• 太陽光発電＝10枚以上（売電）

結構、厳しめに計算したつもりでしたが、ヤバい金額になりました

【もやし夫婦の結論】富士住建は見積もりが予算内の人なら、1度は検討するべきハウスメーカー

ここまで、ガッツリ富士住建の標準仕様を解説してきましたが、結論としては、富士住建は見積もりが予算内の人なら、1度は検討するべきハウスメーカーです。

標準仕様のルールが厳しい（いわゆる富士住建ルール）、住宅性能は最強レベルではない（一条工務店との比較はこちら）といったデメリットはあるものの、すべてを帳消しにするほどの圧倒的なコストパフォーマンスがあります。

最後はあなたの価値観に合うかどうかですが、少なくとも比較検討するべきハウスメーカーの１社です。

だいぶ熱が入りましたが、皆様の家づくりが素敵な思い出になりますように！